墓地を選ぶ際に最も重要なのは継承者です。
立派なお墓を建てることは大切かもしれませんが、お墓の面倒を見てくれなくてはやがて傷んでいき、 見るに堪えないような状態になってしまいます。
年に数回、彼岸の時やお盆の時期だけでなく、月命日などの時にもお墓の様子を見てくれるよう、 極力実家の近くであったり、大きな駅やバス停の近くといった立地条件の良いところを 墓地として選ぶことが大切になってきます。
自身の都合だけでなく、継承者が気分良くお墓の面倒を見られるよう心掛けましょう。

墓地選びのポイント:継承者について考えよう

墓地選びのポイント:継承者について考えよう 墓地を選ぶ際、どうしても自分が入りたい場所を選びがちになってしまいます。
しかし、お墓を建てるに当たって最も大切なのは、自身の継承者がそのお墓を守っていってくれるか、 守っていきやすいような環境を用意してあげられるかどうかです。
例えば墓地が自分の家から遠く離れていた場合は、なかなかお墓の現状確認に出向きにくくなってしまいます。
勿論、交通アクセスの良し悪しも関係してくるでしょうが、やはり自宅の近くというのは大きなポイントです。
お墓や墓地の継承者は、更に自分の子ども達にも受け継がせていく責務がありますから、 その為にも実家から遠く離れた地ではなく、また買い物などに行くついでに寄れるような場所を選びたいところです。

後継者がいない場合の墓地選び

後継者がいない場合の墓地選び 墓地は、永代使用料を支払えば、存続している限り何世代にもわたって利用し続けることができます。
しかし、後継者がいなければ無縁仏となってしまいます。
無縁仏となれば、管理者によって墓石は撤去されます。
そして、遺骨は供養塔などに収められることになります。
後継者が現状いないのであれば、それを考えた墓地選びをする必要があるでしょう。
そのために最適な一つとして、永代供養墓があります。
これは、合同のお墓に納骨をしてもらうことができ、費用についても最初に永代供養料を支払えば、あとは一切費用がかからないお墓です。
これならば、あとで承継をする人がいなくなっても問題が起こることは有りません。
永代供養料は納骨方法や運営しているところによって異なりますが、相場は40万円から50万円程度といわれています。
具体的な費用が知りたければ、墓地を運営しているところに問い合わせて確認しましょう。
ホームページを持っているところであれば、そこで具体的な費用について書かれている場合が多いので、チェックすることで知ることができます。
また、墓地を運営するところのホームページには、お墓についての情報が豊富であるため、見ておくことでお墓のことについての考えを深めることが可能です。

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